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<< July 2019 >>

究極のガラス

究極のガラスとは、一言で言っても、多分意見は分かれるでしょう。

私の師匠のように、ガラスでこんな事ができるのかという、神の手の彫刻。

または、巨大なオブジェや、細かいパーツを集めた仕事。

 

私の究極は、ため息の出るような美しい作品です。

 

ここのところ、工房はポットが割れたり、展示ラッシュで製作に入れない日々が

続いています。師匠である、伊藤けんじさんの講座はとっている物の、私のクラスの講座生は、

カルチャースクールのような感じで、本格的なプロを目指している人は居なく、

ここ数年ぶっ飛ばし続けた私には、温度差のある物と化しています。

 

制作に入れない私は、自由制作の講座をとり、細々と作品を研究している感じです。

で、がんがん吹けない今、とにかく美しいガラスを研究しています。

短い時間で、講座でも制作できるのが『ダイクロ』です。ダイクロは、金属をガラスに吹き付けた物で、

玉虫のような光沢を持ちます。

 

これがダイクロのガラス材料と、制作した金箔入りソリッド。

 

なんだか講座を止めたくなり、昨日けんじさんに相談しました。

まあ、困らせるだけなのですが、もう、手も足も出なくて、鬱病になりかけていたのです。

ひとしきり話をしたら少しは落ち着きましたが、

誰にも言えずにもんもんとしていたので、話した後、なんだか涙がにじんできました。

制作できないアーティストは、フラストレーションのかたまりです。

 

まあ、秋になればグローリーのレンタルも余裕ができて、制作に入れるよと言ってもらって、

もちろん、講座を止めても時間の有るときは教えてくれると言われましたが、

様子見です。

 

で、あがってきたダイクロの新しい作品にクラックが入っていて、仕方無しに、加工して、

行きつけのロシアレストランへ行きました。

いつも、難ありのB品をあげに行くのです。ママのジーナさんが私の前にあげたソリッド『ペーパーウエイト』を

幾つか出してきて、ライトの上にのせてくれました。

写真にはうまく写らないのですが、こればびっくりするくらい美しく、ガラスは、見せ方だと

教えてもらいました。クラック入りのダイクロもこの通り。他の物も、自分の作品とは思えない美しさ。

 

 

今度、ここでガラスのイベントをやりたいという話になり、でも、ジーナさんの希望として、

ガラスのマトリョーシカを作って欲しいと言うことでした。小さなサイズの

ものを作り、上から大きな物をかぶせて、中にライトを入れるそうです。

やってみると約束しました。それと、ルームライトをソリッドで作る研究をしようと思います。

夏はアシストが軽井沢へ出払うので、ソリッドは一人でもできますし。

 

どんな状況でもできることはある。腐っていないでガンガン行きます。攻めることが最大の防御。

昔、ニューヨークのエンパイアステートビルから、見た自由の女神を思い出しました。

私はいつも自由。やりたいことはなんでもやるし、できる人間。

誰にも負けない美しいガラス作品を作ることでしか答えは出せない。けんじさんも、そんな私を応援してくれるはずです。

 

 

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レントゲンレコードと、ウォッカで、ロシアを思う

昨晩、中目黒にある、家の裏の地下『かふぇたぬきや』というロシアレストランで、

「肋骨レコードを聴く会」がありました。

これは、冷戦時代、ロシアで禁止されていた外国の音楽を、闇で販売していた人達の

お話が中心です。

 

どうしても外国の音楽が聴きたい!彼等は、考えたあげく、レントゲン写真を

レコードにして、音楽をコピーしたのです。レントゲン写真は、病院で廃棄する物を、

格安で手に入れたそうです。

 

それを丸く切り、レコードのシートにして、色々な音楽をコピーして闇で売っていました。

今回は、モスクワ放送日本課に勤務後、日本でテレビ制作会社に勤務し、ロシア関係の番組等を

制作している方のお話で、とても興味深いものでした。

 

彼が手に入れた肋骨レコードを聴かせてもらいました。

 

写真ではわかりにくいですが、レントゲン写真なんです。

もちろん、古くなっているせいもあり、音は最悪でしたが、面白かったです。

これらを作っていた人達は、ロシア警察に捕まり、シベリア送りになってもへこたれず、

出所すると、更に良い物を作ろうと挑戦し続けたらしいです。

 

私は言いました。当時は犯罪者だったのかもしれませんが、これは芸術の自由のための戦い。

ドラッグや、拷問、と言ったネガティヴな話ではない。

誰も傷つけていない。

 

彼等が製作を止めなかった理由は、自分達がしていることは、犯罪だと思っていなかったからなのだろうと

考えます。

 

当時、肋骨レコードでしか聞けなかった音楽が、今ではCDで販売されています。

でも、そのCDには、肋骨のレントゲン写真が印刷されている。それを見ながら、ウオッカを飲む。

そんな会は、最高でした。

 

 

私としては、そんなにまで、人の心を引きつけた音楽を作り、歌ったアーティストが羨ましい。

レントゲンに刻まれた、アーティストの作品は、一筋の光のようでした。

 

戦争下で美術館の作品を必死で守ったロシア人。エルミタージュ美術館。

彼等の芸術を愛する心が、アーティストの端くれでもある

私に、何か共鳴する物があると感じました。

私のガラス作品(B品)を飾ってもらっているので、それもリスペクトされました。

今度はAを持って行っておこう(^^;)

 

お土産は、ロシアの美味しいクッキーでした。

 

 

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ガラス作品への褒め言葉

今頃になって、春の京都での展示が、とても懐かしくなります。

また、来年企画はしている物の、その前に遊びに行きたいと思います。

 

あの展示では、お客様に沢山のお言葉を頂きました。

それは全て褒め言葉で、批判的なお言葉は無かったように思われます。

残念だったのは、売れてしまった作品を欲しがられるお客様が多く、

人気のある物は、やはり決まってきます。

 

特に人気だったのは、お香立てでした。

 

 

手軽な一輪挿しも人気でした。今回の京都での断トツ人気カラーは、これらの青紫。

 

 

綺麗な作品ですねと、何度も同じお言葉を頂きました。どうやって作るのかとか、色々な質問も頂きました。

ただ、1番嬉しかったお言葉があります。

 

「ガラスがこんなに綺麗だと、初めて知りました」

 

特にうちの工房は、日本でトップの作家である、師匠が経営しているので、ガラスは最高の品質ですから、

クリスタルですかと聞かれることもありますと、お答えしておきましたが、

そのガラスを生かすも殺すも作家次第。私は、少なくとも生かせたのだと、その時、感無量でした。

 

今から、来年が楽しみです。

 

 

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Los Angeles & Palm Springs 2019 の旅

今回が最後になるかもしれない、ロスアンゼルスと、パームスプリングスの一人旅です。

LAは、段々と変わってしまい私の好きだったイメージから離れて行く気がします。それでも、まだ、私はここが好きです。

 

 

LAで、進化し続けているのはワインかな?カリフォルニアワインは、本当に素晴らしく進化しています。

 

 

今回借りた車は、日産。話題なので、複雑な気分ですが、良い車でした。過酷なフリーウエイを

走るので、昔は格好良いスポーツカーを借りていましたが、最近は大きくて安定した物。

 

 

渋滞が本当に酷くなる一方で、車の運転が楽しくないこの頃。

でも、いつものようにNo.10を東へ。パームスプリングスでは、いつものホテル。

 

 

もう、何度もここへ来ているのに、初めて植物園へ行きました。

 

 

サボテンの植物園ですね。楽しかったな。

以前は、ショッピングとゴルフに明け暮れていたのですが、最近ではもっと観光をしようと思うようになりました。

ここでは、ハミングバード(ハチドリ)に良く出会います。

 

 

初めてパームスプリングスでハチドリを見た時は感激でした。いつも見るのは、とても小さくて、

緑色の、本当にハチのような大きさで、ブーゲンビリアの密を吸っています。

これは、少し大きくて、モノトーン系。

 

今年は天候が不安定で、寒く、大雨や雹、砂嵐にあい、体力的にしんどかったです。

でも、他では竜巻が沢山起きていたようで、それにくらべればましだったかと・・・。

LAと、パームスプリングスの旅は、一度幕を下ろそうかと思っています。何度来たことか?

何度、ドライブしたことか?私は、いつも幸せでした。

 

 

カリフォルニアワインですが、ピノ・ノアールは、カレラ以外は樽の香りが強すぎる物が多く、

ピノの良さを殺している気がします。カベルネソーヴィニヨンは、どれも、いかにもアメリカらしい、

濃厚タイプ。カリフォルニアワインと言えばカベルネ。ジンファンデルは、甘く華やかで濃厚。中華に合います。

カリフォルニア・メルローがいいかな?ベリー系のキャンディーのようで、反ってフランスのピノに近い感じ。

今回、びっくりしたのは、カリフォルニア・リースリング。

樽の香りが強く、ヴァニラの香りの濃厚カリフォルニア・シャルドネとは全く違って、シトラスと軽いペトロール。

うまくできていました。

 

いつかまた、来るのかな?私のサンクチュアリ。とりあえず、今回が最後と言うことで。

 

 

 

 

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ナポリ・アマルフィ料理 Ti picchio

連休中、地元中目黒のレストランを毎日の様に回っていたのですが、初めて訪れた

目黒川沿いのイタリアレストランを紹介します。あの辺は、実際青葉台なのですが、3階にあり、

とても雰囲気の良いナポリ・アマルフィ料理。『Ti Picchio』

 

アマルフィと言えば、あの、イタリアの美しい海岸。その雰囲気を味わえるような、

エキゾチックな店内です。

 

 

上の写真は、カタラーナと、アマーロ。デザートと、食後酒です。

料理も、シーフードを中心に、色々展開。スプマンテはフランチャコルタが美味しかった。

グラスで頼んだアリアニコも最高。

ワインのセレクションも良し。今後、通いそうです。

やっぱり、イタリア料理がいい。大好きです。

 

外は目黒川。海は見えませんが、雰囲気はとても良い。都会のビルの夜景もいいけど、

本当は白い家並みの海岸が見えたらいいなと、でも、目黒川も悪くなく、夜なので、

ネオンの無い暗い景色に、アマルフィを想像してみました。

美しい景色を想像しながら食べる料理は格別です。波の音が聞こえてくるようでした。

 

 

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