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ブルーモルフォ

もう、10年近く前になるのですが、ニューヨークに一ヶ月程滞在したことがあります。
色々やりたいことがあり、思い切って実行したのですが、
ニューヨークのど真ん中にある、
メーシーズデパートの向かいにある、スタジオタイプのアパートを借りて、
充実した時間を過ごしました。

丁度、ニューヨークマラソンがあって、ストリート沿いに露店が
沢山出ていました。その中に、南米産の蝶を標本にしたものを売る店がありました。
私のあこがれの蝶、ブルーモルフォを、そこで見付けたのです。



ここで買って、どんな思いをしても、持って帰ろうと思いました。
で、2個確保。必死の思いで持ち帰りました。

ニューヨークへ行く、6年前くらいに、安曇野にある、昆虫博物館で、気絶するほどすごいものを
見ました。壁一面のブルーモルフォです。なんだか頭にきて、館長にこんな残酷な
事をしていいのかと、くってかかりました。でも、この蝶はブラジルに沢山居るんだよと諭されました。

かく言う自分は、こうして標本を買い、残酷な片割れとなっているわけですが。
あの博物館はすごかった。コレクターから寄贈された絶滅品種に至るまで、世界中の蝶が
展示されていました。

中でも印象に残っているのは、雌雄同体の蝶です。これは、片方の羽が雄、片方の羽が雌なのです。
特に、雄と雌の形態が違うものは、全く違う模様の羽を片方ずつ持ち、不思議な姿をしています。
アンドロギュヌス(両生具有者)だなと思いました。
私は女性ですが、以前に占い師に、完全な女性の姿をした男性だと言われた事が
あります。時々、自分は普通の女性ではないと実感しますが、そんな時、
丁度、エンパイアステートビルの屋上から見た自由の女神が、わたしにはアンドロギュヌスに見えたのを
思い出すのです。
 
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